InternetExplorer(以下、IE)で文字の装飾がちゃんと効いてないみたいなんですが。
お客さんからのメール。
デザインで見せてたフォントとIEで表示したフォントの見映えが違うと。
まだ制作中のECショップやから、別にこっちの落ち度は何も無いが。
でも、何とかはしないかん。
Web屋さんは
Webの制作に使うブラウザって、基本Google Chrome。
職業訓練でもそう教わった。
ちなみにWeb屋さんは「Google先生」とよく言う。
尊敬なのか、皮肉なのかは知らんっ。
話がそれたが、Google Chrome。
レンダリングエンジン(HTML/CSSを解析して描画するもの)が一番ちゃんとしてるって話やったと思う。
一方、IE(とか後継のEdge)はレンダリングエンジンがダメダメらしく、とにかくWeb屋からは嫌われてるらしい。
たしかにわしの短い訓練中でもIEで描画が崩れるってのに遭遇した思い出が。
その時は、時間もあんま無いしめんどくさかったんで(こっちの理由が9割・・・)、「もう、IEは無視っ」ってことにしてたが。
仕事ではもちろんそんなわけにいかず。
一般の利用者さんは
一方、利用者であるお客さんは、そんなレンダリングエンジンのことなんか知らん人がほとんどなわけで。
IEとかEdgeを使う人はまだまだ多い。
Windows PCを買ったら、最初っからインストールされてる状態やから。
Google Chromeは自分でわざわざインストールせなあかんし。
わしの前職でも基本のブラウザって言うと、IE/Edgeやった。
前職の場合は、IE/Edgeやとマイクロソフト社がサポートしてくれるってのが、大きかったんやと思う。
IT業界(ここではWeb以外)でも、昔からフリーソフトと呼ばれるものは色々あった。
FreeBSDとかApacheとか、GNUとかpostgreSQLとかとか。
あるにはあるけど、これらを使ってお客さんに納品したもんが、トラブると大変。
製品サポートが無いと、全部現場で責任を被らなあかんようになる。
ってことで、基本は製品サポートが無いソフトは使うなってのが、もう体に染み付いてる。
話はまたそれるが、やっぱ製品サポートに対するニーズも大きくて、ソフト自体は無償やけど、有償でサポートはやりますって会社も出て来たり。
RedHat Linuxとかが代表選手かな。
あとは、前職の会社で新製品としてサーバ用のWebエンジンが出ましたって。
蓋開けてみたら、中身はApacheやったとか。
そんなこともあったな。
話を戻すと。
上に書いたような理由で、お客さんはIE/Edgeを使うとこが多いねんでって、今の会社の若手に教えてやると、「えっ!そうなんですか?」って反応。
Web業界純粋培養の子やと、「何でIE/Edge使うねん!」って感じらしい。
常識が違うことを前提に
人によって常識が違うってのはよぉある話やが。
IE/Edge(MicroSoft)とChrome(Google)、どっちが標準?ってのはしばらく続きそうな雰囲気。
Web屋はChrome!
一般の人(の多く)はIE/Edge!
と。
IE/EdgeのレンダリングエンジンがChrome並になってくれるか。
ChromebookがWindowsを駆逐するか。
どっちもまだまだ難しそうなんで。
ちなみに。
Macのことは、知識が無いんで分かりません。。。
ま、Mac使いの人はまた違う常識があるやろう。
それを前提に仕事せなあかんなと思た話。
がむばります。
ほな。