今、ちょっとしたニュースになってる件。
元ZOZO社長の前澤さんが、YouTubeでチャンネル開設した1本目が批判されてると。

印象的な言葉

個人的には動画まで見る気はせず。
Yahoo!ニュースで見ただけやから、詳しないし間違ってるかもしれんが。

通帳記入しにいく動画とのことで、その額が1,000億円と。。。
で、案の定、批判殺到と。
一部には好意的な意見もあるらしい(これもYahoo!ニュースで見たレベルやが)けど、まぁ、批判されるわな。
ってか、もうそれは想定内、もっと言うと狙いなんやろうけど。

ほんでまたYahoo!ニュースで見ただけやけど、そういった批判に対して、「みんな、お金に縛らずに生きればいいのに。」みたいなことを言うたとか言わんかったとか。

まー、持ってる人のセリフよなー。
ええなー。

赤字プロジェクトは思い出深い

と、このニュースをこれ以上掘り下げることはでけんので、このニュースで思い出した話ということで。
前職(大手ITのSE)の時の話。

26年勤めたけど、振り返ってみて思い出深いんは、赤字プロジェクトやったかな。

理由は色々あるけど、赤字になるプロジェクトって人がどんどん投入される。
それで何とかやり切ろう!と。

深夜とか徹夜作業して体力的にきつかったり。
結構ぎりぎりの精神状態でやってるから、お客さんとだけでなく、社内でもぶつかったり。

いろいろあったけど、それだけにやっぱ思い出に残る。

わしが参画してた大阪のあるプロジェクトが大炎上した時、東京の部署から来てくれた一人の上司Rさん。
その時は超現場主義で陣頭指揮を執って、お客さんとの交渉にも前面に出てバシバシやってくれた。
尊敬してたなー。

その時は。

Rさんのおかげでそのプロジェクトも大炎上から焚き火ぐらいになった。
大炎上ってのは、システム止まってお客さんの業務に影響が出るってのが何回も発生って状況。
焚き火ぐらいってのは、システムは安定してお客さんも納得して使ってくれてるけど、赤字は解消されてへん。。。

尊敬してた上司は役員の犬

でもまぁ、もともと大阪のプロジェクトやから、Rさんは東京へ帰っていった。

で、昇進してった。
役員の一歩手前ぐらいまで。
東京・大阪含めた全体を見る立場に。

すると、Rさんはそのプロジェクトの赤字をなんとかしろ!と。

理由は役員が変わったから。
新しい役員は事情をあんま分かってへんし、そもそも数字しか見ぃひん感じの人やから。

Rさんは内情を知ってるはずやから、もう赤字解消の見込みは無いってことを分かってるはずやが。

とにかく何とかしろと。
ゼッタイ何とかしろと。。
何が何でも何とかしろと。。。

具体的な指示は無く、そう言うだけ。

尊敬してた人やと思てたが。
役員の犬やった。

退職理由(の一つ)

どうにもならんことに対して、頭捻って考えて、報告して、ダメ出しされて、修正してって繰り返し。
無限ループのような。
個人的には、その行為自体が赤字を拡大してるとしか思えんくて。。。

で、わしは辞めた。
そんなことのために自分の人生を使うのは間違ってると思たから。
ま、理由はもちろんその他にもいっぱいあったが。

前澤さんの言う「お金に縛られない」ってのは個人のお金の話。
そっからわしが思い出したんは、一見会社のお金の話やけど、やっぱ結局は個人のお金の話。
Rさんとか役員は、自分個人の成績のこと、自分の報酬のことしか考えてへんように映ったわ。
少なくともその時は。

とりあえずそんな世界からは距離取れたということで。
わし自身の収入はまだまだ少ないし、お金に縛られまくりやと思うが。

とにかく。
がんばろっ。
ほな。

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