今、ディレクションを担当してる展示会サイトの案件。
お客さんからの情報がなかなか出てけぇへん割には、出てきたらすぐやらなあかんみたいな状況に。
ま、あるあるやけど。。。

とりあえず直すの優先

で、本番公開直前、直後は「ここ、直して!すぐ!」みたいなのが連発。
「お客さん、デザインちゃんと見てよ」ってのもあれば、「あ、うちがデザイン通りに作れてへん。。。」みたいのもあり。。。

まぁ、とにかく直さなあかん。

わしでは高度なHTML/CSSとかPHPは書けんので、コーダーさん、プログラマーさんにお願いする。

新人時代の思い出

ここで、いろんな思いが。

前職に入社してしばらくは流通業のお客さんを担当。
汎用機というマシン上でCOBOLという言語でアプリを作っとった。
前職ではプログラムはあくまでお勉強程度。

上流と言われるシステム化方針とか概要設計が主な仕事で、下流と呼ばれるプログラミングは協力会社さんへ発注するのが基本。
それが役割分担で、その方が効率がええから。

なもんで、プログラミングを教えてもらうのは、自分の会社の先輩ではなく、協力会社(発注先)の人。
協力会社の人も、発注元からの「ちょっとこいつのプログラミング見たって。」ってお願いをそんなに無下にするわけにもいかず、まぁ、ソフトな対応する人が多かったと思う。

ただ、そんな新人のプログラミング教育を明確な発注内容に入れてるわけでもなく。対応はソフトでも、あんまちゃんと理解できるように教えてくれるわけではない。
ここがおかしいからこう直しときーって。わしは全然理解できてへんが、なんか動いたみたいな。

そんなこんなで、COBOLのプログラミングはあんま身に付かず。
プログラマーさんに対するコンプレックスが芽生え始める。

許せんプログラマー

それでも大抵のプログラマーさんとは、どうにかこうにか付き合って仕事を回してたが。

一人、絶対許せんやつがおった。Lって会社のIってやつ。わしより10ぐらい年上やったかな。

L社って会社自体は、わしの前職の会社と付き合いが長くて。
そういう関係性に甘えたというか、緊張感が無いというか、舐めた態度を取るのがIって奴やった。

先輩と一緒にやってたプロジェクトで、こいつとはもう二度と仕事をせんとこうと心に誓った。

・ お客さんとの打合せには準備不足で挑んで、お客さんにボコボコにされる。
・そのくせ、社内の打合せ(L社だけでなく他の会社も含めたチーム)では、やたら偉そうに横柄な態度取る。
・プロジェクト全体のことを考えてIを先行投入したのに、そこで得た情報を後から入ったメンバにちゃんと共有せん。
・それどころか、「お前ら、そんなことも分かってへんのか?」みたいなこと言う。

先輩は「Iはいろいろ問題はあるけど、手は早いから。」って擁護してたけど、あざとい奴やから人によって態度変えよるんよね。

手ぇ早い言うても、別に神レベルってわけでもない。代わりの人材が絶対いてないってことでもない。
自分が選択権あったら、そんな奴と絶対一緒に仕事せんとこうと思っとった。

すぐ一緒に仕事することに

Iに怒りを覚えたプロジェクトが終息して、やっと離れられたと思ったのも束の間、部長に呼ばれた。
トラブってる別プロジェクトに行ってくれと。プログラマーはIを使てくれと。。。

断れん仕事を嫌々やってたら、Iはすぐ舐めた行動に。

そのプロジェクトでは、COBOLのプログラムソースに修正者の名前を入れることなってたが。
ちゃんと自分の名前入れへん。暴走族の夜露死苦みたいな。変にもじった名前を。40過ぎやで。。。

あとは、「ここは過剰奉仕でプログラム修正してあげました」ってコメント入れたり。

さすがにキレた。

L社の営業、それからIの上司呼んで。

「ちゃんと金払っとるし、お客さんへの納品物件(プログラムソース)に何してくれてんねん!」と。

L社から謝罪を受けて、念のためIが触ったプログラムを全てチェックするってことで、問題を治めた。

そんなことを思い出してもた。

結局、自分はプログラマーにはなれん

そういう過去があったから、Web業界に入る時も、まずはコーダーから入ってその後プログラマーにと思た。

そもそもモノ作り系の方が好きやというのと、Web業界のプログラミングがどんなもんか体感しとかんと、ディレクションもしにくいかなという思いもあり。

ただ、面接で 「もうそんな年じゃない」と採用担当の取締役に言われ。。。

またもや、自分はスキルは無いけど、スキルのある人に頼まんといけん立場に。

今の会社のプログラマーさんを、人間性難有りのIと比べるのは失礼やが。
一からやり直しの現状。スキルもそうやし、人間関係も。
そんな背景から、めっさ気ぃ使って、お願いし倒す日々。

前職では外注が多かったが、今の会社は極力内製化。
ええ仕事するためにも、ええ関係築くのと、わし自身はプログラマーさんがやりやすい形で仕事渡さなあかん。

まだまだ勉強。
がんばろ。
ほな。

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