夜、ニュース見てたら岐阜の白川郷で火災があったと。
こないだ沖縄の首里城が全焼する火災があったばっかり。
今回の白川郷では世界遺産に認定された合掌造りの集落は無事やったらしい。
定期的な訓練
その理由は。
訓練。
結構前から火災を想定した放水訓練が行われてたらしい。
直近では10/末。
この放水訓練自体が若干、観光客を呼べるイベントっぽくもなってる模様。
7年前の記憶
このニュースを聞いて、7年前を思い出した。
前職を辞める直前までわしが見てたプロジェクト。
2012/8~2018/6まで。
5年と10か月。改めて振り返ってみても、長いな。。。
そのプロジェクト自体が始まったんは2012/4~。
仮想デスクトップっつって、データセンターに並べたサーバー上でWindows7のPC環境を動かすというもの。
利用者はネットワーク経由でそこにつなぐ。手元のPCとかタブレット、スマホとかで。
そういうマルチデバイスから同じ環境を使えるとか、手元のデバイスにはデータ持たへんのでセキュリティが高まるってのがメリット。
そのプロジェクトにわしが入ったのは2012/08/24。
未だに日付覚えてる。強烈やったから。。。
トラブってんのに何もできず
前々日の8/22に大トラブルがあって。
サーバーのトラブルで接続できひんって利用者が続出。
当時、数百のアカウント登録されてたけど、半分ぐらいがつながらんかった。
お客さんは当然、大激怒。
当時担当してたメンバーは、サーバーの再起動させてくれと言うたけど、、、
「ちゃんと使えてる人もいてる。その人らはどうするんや?!」
「サーバー再起動でほんまに治るんか?根拠を示せ!」
「原因分かったんか?そんな場当たり的な対応でええんか?!」
みたいなムチャばっか言われて。
時間だけが過ぎていったらしい。
結局は、サーバー再起動したら暫定復旧。
トラブルは起きるという前提
これを受けて、お客さんと企画したんがトラブル対応訓練。
まずは、やむなくサーバーの再起動するということはあり得るって前提を共有。現場の利用者さん含めて。
その上で何をするかってことを練っていった。
メーリングリストへの連絡(第一報、中間報告、対処完了報告etc)
利用者影響の確認(何人ぐらいつないでたか)
電話連絡
掲示板への掲載
緊急対策会議(Web会議)設立の迅速化 等々
っちゅーことをシナリオ化して。
この訓練を定期的にやることによって、運用現場とか管理者、お客さんがそれぞれシナリオを意識しながらやるべきことをやる環境ができていった。
その後も大小のトラブルはあったけど、2012/08/22ほど長期化するのは無くせた。
これは個人的にもすごいええ経験なった。
いざという時のために、定期的な訓練。
セミナーやる前にはリハーサル、個人セッションやる前にはモニター実施、とか。
今後何をやるにしても意識しておかなあかんポイントやな。
改めて思た。
ほな。